「腰が痛いから安静にしていたほうがいい」
──そう思っていませんか?

確かに、急性期(ぎっくり腰など)では一時的な安静が必要な場合もあります。
しかし、「痛いから動かさない」ことが長引く腰痛の原因になっているケースが非常に多いのです。

岐阜市の【慢性痛専門整体院 輝】には、
「何年も腰痛が治らない」「動くと悪化する気がして怖い」という方が多く来院されます。
そして、その多くが“正しい動かし方”を身につけることで、
長年続いた腰の痛みが軽減・再発しにくくなっています。

この記事では、

  • なぜ「動かさない」と腰痛が悪化するのか
  • 実際にどう動かすのが良いのか
  • 当院が行っている改善アプローチ
    を、専門的な観点からわかりやすく解説します。

【第1章】「安静にしていれば治る」は昔の常識

かつては「腰痛=安静が一番」と言われていました。
しかし、近年の研究では、長期間の安静は腰痛を悪化させることが明らかになっています。

📚 最新の研究結果

日本整形外科学会やWHO(世界保健機関)でも、
「腰痛はできるだけ普段どおりに動くことが回復を早める」と推奨されています。

これは、動かすことで筋肉・神経・血流が正常に働くからです。
逆に、痛みを恐れて動かさない期間が続くと、
筋肉が硬くなり、血流が滞り、回復力がどんどん落ちてしまいます。


【第2章】“動かさないこと”が腰痛を悪化させる3つの理由

① 筋肉が硬くなる「防御反応」

腰の痛みを感じると、体は無意識に“防御反応”を起こします。
これは、筋肉を固めて痛みを守ろうとする生理的な反応です。

しかし、動かさないまま放置すると、この防御反応が固定化し、
「筋肉の過緊張状態」が続いてしまいます。
結果として、少し動いただけでも痛みが出る“慢性腰痛”に進行してしまうのです。


② 血流が悪くなり、治癒力が下がる

筋肉を動かさないと、毛細血管の働きが低下します。
つまり、酸素や栄養が届かず、老廃物が溜まる状態。
これにより、痛み物質(ブラジキニンやプロスタグランジンなど)が蓄積し、
慢性的な炎症や違和感が続きます。

「同じ姿勢で座っていると腰が重くなる」
──これも血流低下が原因の一つです。


③ 脳が「痛みを覚える」

長く安静にしすぎると、脳が「腰=痛い」と誤認識してしまいます。
これは“痛みの記憶(中枢性感作)”と呼ばれる現象です。

つまり、実際には組織が治っていても、脳が痛みを出し続けてしまうのです。
この状態では、鎮痛薬や電気治療では改善しません。
脳に「動かしても大丈夫」と再学習させることが必要になります。


【第3章】「痛いから動けない」を変える第一歩

慢性腰痛の方に必要なのは、「無理に動かすこと」ではなく、
“安心して動かせる環境”を作ることです。

たとえば、

  • 呼吸を整える(腹圧を安定させる)
  • 骨盤や背骨の動きを取り戻す
  • 神経の緊張をゆるめる
    ことで、体は「動いても大丈夫」と判断し、自然に痛みを減らしていきます。

【第4章】整体院 輝が行う「正しい動かし方」へのアプローチ

岐阜市の【慢性痛専門整体院 輝】では、
筋肉をほぐすだけでなく、体の“使い方”を再教育する整体を行っています。

① 神経と筋膜の連動を整える

腰の痛みは、腰そのものよりも「神経の流れ」や「筋膜のつながり」が乱れている場合が多いです。
当院では、痛みの出ている箇所に直接刺激を入れず、神経の通り道を整える手技を行います。
これにより、動かしても痛みが出にくい体へと変化します。

② 呼吸と姿勢の再教育

腰を守るために最も大切なのが「呼吸」と「姿勢」。
浅い呼吸のままでは、体幹が支えられず腰に負担が集中します。
施術を通して呼吸を深め、腹圧を安定させることで、
動いても再発しない「支えのある体」をつくります。

③ 内臓と自律神経の調整

動かせないほどの慢性痛には、自律神経の乱れや内臓疲労も関係しています。
当院では、内臓調整と神経へのアプローチを組み合わせ、
“動ける体の土台”を整えることを重視しています。


【第5章】「動く=悪化」ではなく「動く=回復」

腰痛で動くのが怖い方にお伝えしたいのは、
**“動くことは治すこと”**だという点です。

もちろん、急性期(ギックリ腰など)は一時的に安静が必要ですが、
慢性期の腰痛は「使わないほど悪くなる」特徴があります。

当院でも、最初は「動かすのが怖い」とおっしゃっていた方が、
施術後に少しずつ歩行やストレッチを取り入れることで、
痛みだけでなく気持ちまで前向きに変わっていくケースが多く見られます。


【第6章】セルフケアでできる“動かすリハビリ”

ご自宅でもできる、腰を「安全に動かす」ための簡単ケアを紹介します。

✅ 1. 骨盤のゆらゆら体操

仰向けで膝を立て、左右に軽く倒すだけ。
腰の緊張がゆるみ、血流が促進されます。

✅ 2. 深呼吸+肩甲骨の開閉

息を吐きながら肩甲骨を動かすことで、背中〜腰の筋膜が連動して緩みます。

✅ 3. お尻の筋肉を意識して歩く

腰に頼らず、下半身全体で支える意識を持つことがポイントです。

▶ 詳しいセルフケアは、当院のInstagramでも紹介しています。
👉 整体院 輝 公式Instagramはコチラ https://www.instagram.com/seitaiinn_hikaru?igsh=YzdmbjBjOG9vZDZ1&utm_source=qr


【第7章】岐阜市の慢性痛専門整体院 輝が大切にしていること

当院では、**「1回限りの施術」ではなく、「再発しない体づくり」**を大切にしています。
痛みを取ることがゴールではなく、
「動ける」「働ける」「好きなことができる」状態を取り戻すことを目的にしています。

  • 内臓・神経・筋肉・姿勢の4方向から根本改善
  • 国家資格者による丁寧なカウンセリング
  • セルフケア指導・生活改善サポート
    これらを組み合わせることで、再発しにくい体を作ります。

【第8章】まとめ|“動かす勇気”が、痛みを変える第一歩

慢性腰痛は「安静にすれば治る」ものではありません。
むしろ、動かさないことで悪化するケースが多いのが現実です。

痛みのある時こそ、「どこを・どう動かすか」を見極めることが大切です。
岐阜市の慢性痛専門整体院 輝では、
あなたの体に合わせた“動かせる施術”で、
再び前向きに動ける体づくりをサポートしています。